9月の月例会では、国立研究開発法人国立成育医療研究センター「もみじの家」ハウスマネージャーの内多勝康氏をお招きいたします。4月に開設したばかりの「もみじの家」は、在宅医療ケアを受けている子どもたちと家族のサポートを目的に、英国の“子どもホスピス”をモデルにした医療型短期入所施設です。
医療の発達によって多くの重い病気の子どもを救うことができるようになりましたが、退院後も人工呼吸管理など常時医療ケアが必要な子どもたちが増えています。これまで30年にわたりNHKのアナウンサーとして活躍してきた内多氏は、3年前の『クローズアップ現代』でこの問題を取り上げました。マスコミから福祉へとキャリアの大転換を決意した経緯を伺いながら、「もみじの家」設立の意義を伺いたいと思います。