関西支部新春例会は、待ちに待った4年ぶりの着席形式で30名の参加となりました。先ず、東京からお越しいただいた高橋理事長のご挨拶、乾杯の後は、ホテルオークラ京都様の新春特別豪華メニューに舌鼓を打ちました。美味しいお料理と共に、テーブル毎で会話が弾むなか、今回初めての試みとして、途中、お一人1分程度で順番に自己紹介を含めた今年の抱負を語っていただきました。バラエティに富んだコメントの一言一言に深く頷いたり、時には会場が笑いに包まれるなど和気藹々とした雰囲気と、より一層の温かい空間が生まれました。さて、今回のゲストは、京都大学管弦楽団による弦楽四重奏です。1916年に創立された歴史ある楽団で、前日に定期演奏会を終えられたばかりでしたが、1stヴァイオリン、2ndヴァイオリン、ビオラ、チェロ、のフレッシュな現役大学生4名が、この日の為に特別にチームを組んで演奏してくださいました。「こうもり」序曲や、「くるみ割り人形」より花のワルツなど馴染みのある選曲で、アンコールのラデツキー行進曲が始まると全員で手拍子をして会場が一体となり、耳も体も心ゆくまで楽しみました。最後は久田理事の挨拶でお開きとなりました。当日は朝からあいにくの冷たい雨模様でしたが、30名の皆様と共に心温まる時間を過ごせた空間は新年のスタートを切るに相応しく華やぎと温かさを感じることができた場となりました。今回の新春例会の目的である「交流を深める場づくり」においては、着席形式であるにも関わらず皆様が自由に名刺交換をされ、あちらこちらで会話が弾んでいる様子が伺えたことで、「会って話す」ことの良さを再認識した貴重な機会となりました。(まとめ:関西支部)
詳細
日時 | 2024年1月20日(土)12:00~14:00 |
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会場 | ホテルオークラ京都 |
講師プロフィール
〈京都大学弦楽四重奏団ご紹介〉 1stヴァイオリン/亀田 宗典 氏 2ndヴァイオリン/塙 純 氏 ビオラ/市川 雄一 氏 チェロ/神谷 泰輝 氏
京都大学交響楽団は1916年に京都大学医学生 深瀬周一氏の尽力により、ヴァイオリン五線会を母体とし、京都を「音楽芸術のメッカ」とすることを目的に創立。以来、100年以上の歴史をもつ学生オーケストラ団体。現在は、京都大学の学生だけでなく京都市内外の様々な大学の学生が在籍。年2回の定期演奏会を活動の中心とし、アマチュアオーケストラならではの時間と情熱をかけた純粋な音楽づくりを目指す。