CBS検定についてのよくある質問とその回答をまとめました。
CBS検定試験の特徴は何ですか。
CBS検定試験は、日英両語を使って秘書の日常業務を遂行できる人材の育成を目指していますので、日本語と英語で試験を行います。また、ビジネスを中心とした出題であり、記述問題を含みます。プライマリー試験は、I)ビジネス実務、II)ビジネス英語の2科目、ファイナル試験は、I)オフィス業務管理、II)経営・会計・法律の知識、III)秘書実務(インバスケット方式)、IV) 英語による個人面接の4科目です。
合格するとどのようなメリットがありますか。
希望者には合格通知を上司や人事部に送ります。報奨金、昇給、昇格という形で評価を受ける人も増えています。しかし、受験を通して、どこでも通用する実力のつくことが何よりの「財産」といえるでしょう。
受験の資格として性別、年齢、学歴などの制限はありますか。
受験に際して、性別、国籍、年齢、学歴、職歴はいっさい関係ありません。
プライマリー試験の合格率を教えてください
2022年 プライマリー試験:49%
秘書検定とプライマリー試験の違いは何ですか。
日英両語での試験となります。また、出題形式が異なります。比較的記述式の問題が多いのが特徴です。
プライマリー試験は、秘書検定で何級くらいのレベルですか。
ビジネス実務(日本語)は、秘書検定の2級から準1級程度となります。
プライマリー試験のビジネス英語は、TOEICで何点くらい必要ですか。
試験内容が異なるので単純に比較するのは難しいですが、およそTOEIC500程度です。
プライマリー試験の合格率は、毎年どうして大きく変わるのですか。
受験者は学生から社会人まで様々な立場の方ですので、どの立場の受験者が多いかによって変わります。
準CBS資格の有効期限はありますか。
有効期限はありません。永年有効です。
プライマリー試験を受験する際の服装に決まりはありますか。
特にありません。
プライマリー試験はマークシート方式ですか。
マークシート方式ではありません。選択式と記述式です。
プライマリー試験に合格しましたが、家庭の事情・私的理由(海外転居、病気、怪我、その他)で、すぐにファイナル試験を受験できません。受験期間の猶予は認められますか。
すぐにファイナル試験を受験できない場合は、ご自身の都合に合わせて受験していただいて結構です。プライマリー試験合格後いつでも受験できます。
4年の間にファイナル試験の科目すべてに合格できなかった場合はどうなりますか。
プライマリー試験合格直後と同じ状態になります。ファイナル試験の全科目を最初から受験する必要があります。
ファイナル試験の全科目に再挑戦の場合は、プライマリー試験を再度受験しなければいけませんか。
プライマリー試験にいったん合格され準CBSの資格を得た場合、再受験の必要はありません。
ファイナル試験はマークシート方式ですか。
ファイナル試験はマークシート方式ではなく、記述式が中心です。
ファイナル試験の面接での服装やメイクアップも採点の対象ですか。
身だしなみという点で対象となります。ビジネスウエア、あるいは就職の面接試験を受ける時のスタイルをお勧めします。
他の検定資格で免除パートはありますか。
ありません。
秘書業務をしていませんが、合格できるでしょうか。
秘書のみならず、オフィスで必要とされるスキル、実務力を活かす試験です。秘書の仕事をしていなくとも合格している例は多数あります。
勉強の方法を知りたいのですが。
日本秘書協会が開催するCBSプライマリー講座、ファイナル講座等の各種セミナーに参加することをお勧めします(詳しくはこちら)。また秘書協会発行のテキスト、問題集を活用してください。(テキストについて詳細はこちら)
受験には日本秘書協会が開催するセミナーを必ず受講しなければいけませんか。
セミナーの受講は任意であり、受験のために必須ではありません。
プライマリー講座は、テキストを読んでから受講すべきでしょうか。
個人個人のやり方ですが、まず、テキストを読み込んでセミナーを受けると、より理解が深まり、効率が良いのではないでしょうか。
英語が不得意なので、英語のセミナーを理解できるかどうか不安ですが。
バイリンガルの試験なので、英語がまったくできない人向けの試験ではありません。そのような場合はまず英語を勉強していただきたいと考えております。秘書協会では各種セミナーを開催しております。(詳細はこちら)
外資系企業に勤務しています。会社に説明するのに、英語のパンフレットはありますか。
パンフレットの英語版は現在作成しておりません。今後CBSウェブサイトの英語版を充実させる予定です。
他の秘書関連の検定試験でいうと何級ですか。
他の秘書関連の検定試験との互換性はありません。この試験では、日英両語で秘書業務を行うことが問われます。また、日常業務を的確に、効率的に、より高度にこなせる実践力を高める試験です。