今回の月例会は、普段から耳にし、英語として通じると思っていた言葉の中には、たくさんの和製英語が紛れているということを改めて知ると共に、正しい英語表現を学ぶ貴重な機会となりました。さらに、長島先生の翻訳家としての苦労や工夫していること、ネイティブの英語文章の書き方の特徴、COVID-19やSDGsなど時事問題に関連した様々な英語表現など、幅広い内容の興味深いお話を伺うことができました。
「和製英語は日本語としてとらえて、上手に使いこなしてほしい」「和製英語が英語として通じるかどうかを知っておこう」「言葉は絶えず変化するということも心に留めておこう」という長島先生からのメッセージを胸に刻み、日頃から和製英語や外来語等、あらゆる言葉に敏感になって楽しく勉強して参りたいと存じます。
詳細
日時 | 2021年7月8日(木)19:00~21:00 |
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会場 | オンライン形式(Zoom) |
講師プロフィール
長島 水際 (ながしまみぎわ)氏(翻訳家。時事英語、TOEICなどの講師を歴任。)
京都出身。上智大学外国語学部卒業。関西外語短期大学、(財)津田塾会、日米会話学院等において、英検対策、実務英語、英会話、時事英語などの講師を務める。現在は、翻訳家として活躍する傍ら上智大学およびサイマルアカデミーにおいて翻訳を教える。主な訳書に『遺棄』、『暗闇』、『戦慄』、『真昼の復讐者』など多数。